日常茶飯事<next>21−2
北海道から帰ってきて一週間が経った。
連休も終わってもう週末だから、瀬奈は“あのこと”は忘れてるかなぁ・・・。
由奈の学校もとっくに始まってるし、二人だけの時間があるにも関わらず、開始しないから、俺が忘れているだろうと思ってるかな・・・。
まあ、自分からは絶対確かめられないよな。



いたぶってるつもりはないけど、締め切りが重なって忙しくて、結果的には
いたぶってるようになってるな・・・。
もしかしてこの一週間、宣告から10日間、ずっとビクビクしながら
過ごしてたかな・・・?
かわいそうだけど、かわいいね。



この原稿で最後だ。
「鈴木さん、お待たせ。
 締め切りを延ばしてもらって悪かったね。
 上がったよ。」
「ありがとうございます!!
 今から校正出してきます。」
「うん、気をつけてね。」
さっさと帰ってくれ。



さ〜てと、久々に泣いてもらおーかなぁ。



今の時間だとキッチンか?
「瀬奈。」
「あ・・・総ちゃん・・・。
 仕事・・・終わったの・・・?
 コーヒー入れようか・・・?」
まだ何もしていないのに何を泣いて・・・玉葱か・・・。
「いらない、それより手を洗ってリビングに来てくれるかな。」
「う・・・うん・・・。」
覚えてたか?
“来た”て顔をしたもんな。



「総ちゃん・・・。」
ゆっくりとドアを開け、おずおずと入ってくる。

「・・・・・。」
無言のまま自分の膝を指差す。
今日こそは自分から来てくれるかな、と・・・。

横までは来たものの、やはり自分からは乗れないか。
「お尻を出してここへ来るんだよ?
 いつものことだからわかるでしょ?」
瀬奈の顔を覗き込み、淡々と促す。
「でも・・・。」
「早く来ないと数を増やすよ?」
数なんて決まってないけど。
「フォローもしてやらないよ?」
それに今日はバイト日だから、お尻の痛みに耐えながら、接客をするのは大変だろうな・・・。
「総ちゃんの・・・イジワル・・・。」
涙をためた大きな瞳で見られると、かわいそうになる反面、もっと泣かせたくなる。
「どうしてお仕置きされるかわかってるよね?」
「・・・・・。」
無言のままコクリと頷く。
こんなちょっとした仕草が、子供っぽくてかわいい。



瀬奈が小さい頃から、恋愛対象として見ていたんじゃない。
中学生の頃、お仕置きをして射精をされた時は、正直困った。
そういうつもりでお仕置きをしていたんじゃないのに。

それでも横道には逸らせたくないと思っていたのに、いろいろなことが重なって、結局はこっちの世界へ引き込んでしまった。


「早くしなさい。」
「や・・・やだ・・・。」
やっぱり・・・往生際が悪いんだから!!
いつも引き倒されるのを待ってるんだよね。
「瀬奈。」
ちょっと声を低くするだけで肩を震わせ、たまっていた涙を流す。
「泣いたってダメだよ。」
しょうがないな・・・。
腕を引っ張り、膝にうつ伏せに押さえ付ける。

「や・・・総ちゃん・・・。」
多少抵抗はするけど、本気でしているわけじゃない。
でも本気で抵抗されると、押さえ付けられないだろう・・・。
「悦ばせるためじゃないんだけどな・・・。」
お尻を叩くため、スェットのズボンを脱がせていたら、大きくなったモノが引っ掛かった。
「やだ、総ちゃん・・・。
 ごめんなさい〜。」
小刻みに足をばたつかせるのもかわいい・・・。
「瀬奈、これを持っときなさい。」
目の前にクッションを置く。膝を握られると痛い・・・。

まずはウォーミングアップ程度に、軽く数発を真ん中あたりに振り下ろす。
「うっく・・・痛っ・・・やだぁ・・・。」
ほんのり赤くはなっているけど、そんなに痛くはないはずだよ。
これからが本番なんだから。

「痛いっ!!」
まあ・・・今のは確かに痛いかも・・・こっちの手も痛かったし。

「も・・・やだぁ・・・。
 総ちゃぁ〜〜〜ん・・・。」
これからだってば。

「イヤだぁ〜・・・痛ぁ〜い・・・。」
手足をバタつかせる姿は子供みたいでかわいいね。
「おとなしくしなさい!!」
お尻を庇いに後ろへ回した手を、腰の辺りで押さえ付ける。
「イヤぁぁぁ〜〜〜!!」


「ふぇ〜・・・んっ・・・えっ・・・。」
「瀬奈、いつまで泣いてるの。」
先へ進みにくいじゃないか。
お尻を叩く前から泣いて、よくこれだけ泣き続けられるもんだ。
「総ちゃん・・・。」
「ん?」
「総ちゃん・・・だから・・・泣けるん・・だよ・・・。」
そうか、俺には全部さらけ出せるのか・・・。

「や!?あ・・・っ。」
瀬奈を抱き起こしてキスをする。
涙の跡がしょっぱいな・・・。
右手をTシャツの中に潜り込ませ、胸から下へ滑らせてゆく・・・。

「んっ・・・ふっ・・・。」
ゆっくりと穴に指を挿(い)れ、掻き回すように動かせる。

「あっ・・く・・・はぁぁっ・・・ああっ!!」
も・・もう出したのか!?



結局・・・悦ばせただけで、お仕置きにならなかったじゃない!!
俺の方は、自分で処理しろってのか!?
こっちがお仕置き食らった気分だ。



しかも由奈はフォローなしだったのに・・・。
由奈にはケーキでも買っといてやろう・・・。

2005年09月12日(月) 11時38分41秒 公開
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