日常茶飯事<next>24
さ〜て・・・昼食も済んだし・・・。
「瀬奈。」
食器洗い機に、使用済みの食器をセットしている瀬奈の背後から声をかける。
「な、何・・・?
 総ちゃん・・・。」
あからさまに嫌な顔をするな!
「ベッドルームへ行こう。」
「や・・・でも・・・夕食の材料の買い出しに、下ごしらえがあるし・・・。
 洗濯物も取り込まないと・・・。」
かなり警戒しているな?
「そんな所帯染みたこと言うな。」
「でも・・・やだっ!!」
「どうして嫌なの?
 ベッドルームなんだから、することしてやるよ?」
瀬奈の顔に手をかけて振り向かせキスをする・・・。
もう片方の手は、Gパンの上から股間を弄(まさぐ)る。

「だって・・・お尻叩くもん・・・。
 鏡の方向けとか言うもん。やだっ!!」
回数を重ねると、さすがにそういう学習能力もつくのか。
でもこの子供みたいな嫌がり方がかわいいんだよね〜。

「じゃあここでしようか?」
Gパンの前に持っていっていた手を後ろへ回し、軽くお尻を叩く。
「やだ・・・。
 僕、お尻叩かれるようなこと・・・何もしてない・・・。」
既に涙ぐんでいるところがまたかわいい。
「侑也から連絡済だ。」
「う・・・。」
「どうする?
 ここで?ベッドルームで?」
「総ちゃんのイジワル〜・・・。」
瀬奈は弄(いじ)り甲斐があってかわいいんだ!!



「早くここへおいで。
 もちろん鏡の方を向いてね。」
“ここ”は当然膝の上だ。
ベッドの上で胡坐をかき、躊躇する瀬奈を促す。
「や、やっぱりやだっ!!」
往生際が悪いんだから。

「早く来なさい!!」
「・・・はい・・・。」
ふふ・・・ちょっと声を低くして怒ったフリをすれば、すぐ言うことを聞く辺り、子供の時より扱い易いね。

「総ちゃん・・・。
 嫌・・・やだぁ・・・痛い。」
「まだ何もしてないよ。」
Gパンを脱がせただけで“痛い”と言われても・・・。
「や・・・。」
「これの方がよく見えるだろ?」
俺の足と瀬奈のおなかの辺りに枕を挟む。
「ふぇっ・・・嫌・・・。」
「お仕置きなんだから、それなりに嫌な思いをしてもらわないと。」
「やだ、やめて・・・お仕置きは侑也にされたから・・・だからやめて・・・。」
「瀬奈がボケボケしてるから、お仕置きされるようなことになるんじゃない。」
瀬奈の尻を叩いていいのは俺だけだ。
バイトだって辞めさせたいのに!!

「嫌っ!!痛い!!」
「お仕置きなんだから痛いに決まってるだろ!?」
簡単に侑也に尻を叩かせるな。拒否しろよ!!

「痛いぃ〜〜〜!!」
「下を向かないで鏡を見て。」
「嫌だぁ〜・・・。」
「言うことを聞かないと、もっと痛くするよ?」
「いったぁ〜〜〜い!!」
悲鳴と同時に上半身が仰け反る。
手加減なしで叩いたのは、これで何度目かな・・・。
あれだけ尻を叩いて育ててきたのに、手加減なしで叩いたのは数えるほどだ。

「やぁ・・・やだ、もうやめて〜・・・。」
足をバタバタさせて膝から逃れようともがく姿は、子供の頃と変わらなくてかわいい。
「これから本格的にするんじゃない。」
10や20で終わりになんてしてやらない。


Purururu・・・Purururu・・・Purururu・・・


「総ちゃん・・・電話・・・。」
「わかってる!」
誰だよ!!これからって時にジャマをするのは!!侑也か!?
「はい、森崎ですが・・・。」

「終わりだ。
ちょっと学校へ行ってくる。」
「学校から?由奈が・・・何?
 何かあったの?」
「カンニングを幇助(ほうじょ)したんだってさ。」





担任の説明によると、テストの時間に隣の席の子に答えを見えるように、わざと端に方に答案を置いていたらしい。
それを注意したところ、次の時間には消しゴムに答えを書いて渡していたとか。
相手の子は由奈と仲のいい小倉くんだ。

「どっちから言い出したの?」
連れ帰って即、由奈の部屋でお説教をする。
返答次第ではお仕置きだ。
下を向いたままじっと手を握り締めて、もう既に泣いてるとことか、瀬奈にそっくりだな。
血が繋がってなくても、変なとこは似てるな。
「・・・小倉くん・・・。」
「小倉くんが何て言ったの?」
「いつも・・・点が良くないから・・・見せて・・・て・・・。」
「算数のテストの時、先生に見つかって注意されたのに、国語のテストの時もしたのはどうして?
 それも小倉くんが見せてって言ったの?」
「うん・・・。」
「返事は“はい”って何度言えばわかるの。」
「ごめんなさい。」
「先生は、由奈が見せてやるって言ったって話してたたけど?
 どうして先生の言ってることと由奈の言ってることが食い違うの?」
「・・・・・。」
「小倉くんは最初、嫌だって言ったんでしょ?」
小倉くんは確かにテストの点が芳(かんば)しくないけれども、カンニングをしてまでいい点を取りたい、とまでは思っていなくて、それを唆(そそのか)したのは由奈らしい。
「でも・・・一回くらいは100点取りたいって・・・。」
「そんなに教えてやりたかったら、答えじゃなく解き方を教えてやればいいんじゃない?
 その方が小倉くんのためにもなるじゃない。」
「・・・・・。」
「カンニングをさせた由奈が悪いんだから、お仕置きをするよ?」
「やだ、ごめんなさい。
もうしないし、先生にも怒られたからやめて!!」
「一度注意されたのにやめなかったから、先生は家に連絡してきたんだ。
 それに最初に、どっちが言い出したのか聞いた時に嘘をついたでしょ?」
最初から正直に話していれば、お説教だけで済ませていたのに。

「やだぁ・・・。」
「嫌じゃない。
 お尻を出しなさい。」
自分から来れないのはわかっているから、腕を引っ張り、正座した膝の上に引き倒す。
「あぁ〜〜〜ん、ごめんなさ〜い。」
さっきまで瀬奈を乗せていたから、由奈がやけに軽く感じる・・・。

「嫌・・・パパ・・・僕が悪いってわかってる・・・。」
「わかっているのに、嘘をつくのはどういうこと?」
お尻を叩きながら問い質(ただ)す。
「ふぇっく・・・お仕置きが・・・うっく・・・嫌だったから・・・。」
「嘘をついたらお仕置きをされるとは思わなかったの!?」
「思っ・・けど・・・ふぇ・・・ごまかせると・・・思った・・・ごめんなさい〜・・・・。」
「ったく、あれだけ嘘をつくのは悪いことだって言ってるのに、平気で嘘をつくんじゃ、いつもより多く叩かないとダメみたいだね?」
叩く手を少し強めに振り下ろす。

「いたぁい!!
いやーーーっ!!うわぁぁ〜〜〜んっ・・・ごめんなさい!!」
比べるのもなんだけど、由奈は瀬奈と違って少し厳しい言動をすれば効果はある。
もう少しだけ叩いて終わりにしてやろう・・・。

「ふぇぇぇっく・・・ごめ・・なさい・・・。」
「これで最後だ。」
最後の一発は少し強めに叩く。
「痛いぃっ!!」


膝から下ろし、パンツとズボンを穿かせる。
「小倉くんには謝ったの?
 まだなら明日、謝るんだよ?」
「・・・どうして?」
お尻をさすりながら聞き返してくる由奈の手を払いのけ、手加減なしの一発を振り下ろす。
「いっ・・・。
 う・・・うぇっ・・・。」
叩いたすぐだし、いくらズボンの上からとはいえ、かなりの痛さのはずだ。
「由奈が見せるから小倉くんも怒られたんでしょ!?
 そんなこともわからないんじゃ、もっと叩こうか?」
「やっ・・・嫌だ。
 わかっ・・た・・・わかってるから・・・もう叩かないでぇ・・・。」
どこまで理解しているか不安だけど、一度きつくお仕置きすれば二度同じことをすることはまずないからね。



はぁ〜〜〜・・・今回も“お預け”だったな・・・。

2005年09月12日(月) 11時42分48秒 公開
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