日常茶飯事<next>36−2
「・・奈・・・瀬奈・・・瀬奈・・・。」
「・・・ん・・・。」
誰?誰かに呼ばれてる気がするんだけど・・・。
「瀬奈!!早く起きなさい。」
「ぅ・・ん・・・総・・ちゃん・・・?」
起きろって・・・今何時・・・?
さっき寝たばかりのような気も・・・。
「総ちゃん・・・何か用?」
くっつきそうになる瞼を何とか開けると、総ちゃんが僕の顔を覗き込んでいた。
「由奈が学校へ行ったよ。」
そりゃ今日は月曜日だから行くでしょ・・・。
「総ちゃん仕事は・・・?」
確か進来社の締め切りが今日だったよね・・・。
「終わったよ。
 原稿も朝一で取りに来てもらった。」
「ふ・・ぅん・・・。」
朝一って総ちゃんの場合、やたら早かったりするんだよね。
小倉も大変だなぁ・・・。
あ、でも小倉の家って由奈の学区内だし、うちから結構近かったよね・・・。
出社してから取りに来るより、出社前に取りに来る方が合理的だ・・・。
「暫くしてなかったからね。今日こそするよ!?」
「はぁ・・・?」
するって・・・。
「まずはお仕置きからだね。
 また失敗したって侑也に電話をもらったけど、侑也には何回叩かれた?」
・・・・・。
お仕置き?お仕置きなんてやだ・・・。
「総ちゃん・・・。
 今・・・何時なの・・・?」
僕、やたら眠いんだけど・・・。
「9時だよ。」
9時?朝の・・・だよね・・・?
僕が寝たのって6時くらいだったから・・・。
「総ちゃん・・・下へ行ってよ・・・。」
まだ3時間しか寝てないよ!?
「下でしたい?
俺はたまには瀬奈の部屋でしたいな。」
「僕はまだ寝るのっ!!」
総ちゃんに背を向けると布団を頭から被った。

「ダメッ!!」
言うより早く、一気に布団を剥がされた。
「な、何するのさ!?」
「俺なんて徹夜で原稿を上げたんだよ!?
 それに洗濯も掃除も一通りしてあげたし・・・。」
「僕はそんなこと頼んでないよ。」
頼むからもう少しゆっくり寝かせてほしい・・・。
「瀬奈!!」
「嫌だぁ・・・。
 眠い〜・・・。寝る〜〜〜!!」
もう!!
総ちゃんってどうしてこんなに我儘なの!?
「瀬奈は昔っから寝るのが好きだったよね。」
だって布団ってすごく気持ちいいんだもん・・・。

「総ちゃん・・・。
 背中にくっつくのはやめてよ・・・。」
起きない僕に業を煮やしたのか、ベッドに上がって僕にピッタリくっついている。
「だったら早く起きなさい。」
「もうやだぁ・・・眠いってば・・・。」
「若いのに何言ってんの!!
1日くらい我慢しなさい。俺なんて徹夜だったんだからね!?」
「それはさっきも聞いたよ・・・。」
「瀬奈〜・・・。」
どうしてそこでパンツに手を入れてくるわけ!?

「瀬奈・・・。酒臭い・・・。」
仕方ないじゃない。朝方まで飲んでたんだから!!
「今の仕事、やめれば?」
「そのうちね・・・。」
とは言ったものの結構楽しいんだよ・・・。侑也からのお仕置きは嫌だけど。
「週末の夜は瀬奈がいないから、俺、淋しいんだ・・・。」
そう言ってもらえるのは嬉しいけど、僕が家にいたって由奈もいるんだから変なことはできないし、あまり意味がないと思うんだよね・・・。

「瀬奈!!
 早く起きろってば!!」
「うわぁっ!?」
背中にくっついていた総ちゃんが起き上がったと思ったら、いきなり僕を引っ張り起こし膝に乗せた。
「や・・やだ!!総ちゃん・・・やめて!!」
ズボンを下げるのも手馴れたもので、やたら素早い。
「目、覚めた?」
「もう!!嫌だぁ!!」
本当に・・・眠いのに・・・嫌でも目が覚めるよ。
「まずはお仕置きだって言ったじゃない。」
「嫌・・・やめて・・・総ちゃん!!痛い!!」
したい、とか言ってたし、この場合はプレイだよね・・・!?
それでも痛いことに変わりはないんだけど。

「痛っ!!・・・やめて放して・・・痛い嫌だ!!」
「お仕置きなんだから、すぐにはやめられないよ。」
そんなことを言いながらも、左手は下腹部に伸びてきている。
「だいたい僕のバイト先のことなのに・・・痛い!!総ちゃんがお仕置きするのは・・・
いっ・・・おかしいよ・・・。」
「それは俺の愉しみのためじゃない。
 瀬奈だって侑也にされるより俺にされた方がいいでしょ?」
「どっちも嫌だぁ!!」
僕・・・大人なのに〜!!
「そんなこと言って、しっかり感じてるよね。随分元気になったよ?」
「だって・・・それは総ちゃんが弄るから・・・。」
お尻は痛いのに、ペニスの方はすごく気持ちいい・・・。
「俺のせいじゃないよ。」
総ちゃんが弄らなければ大きくならないはず・・・。

「嫌だ・・・はぅ・・・総ちゃんやめて・・・。」
痛いのと気持ちいいのとで、気が変になりそう・・・。
「どうして?
 痛いの?まだ少ししか叩いてないよ?
 それとも早くしたいの?」
わかってるクセに・・・。
わざと聞いてくるんだ・・・。口調でわかる・・・。
「総ちゃ・・・嫌・・・出ちゃう・・・嫌だぁ・・・。」
「まだダメだよ?」
そんなこと言ったって・・・。
「痛っ!!
や・・・はぁ・・・ぅん・・・。」
総ちゃんにされるとすごく気持ちいいんだもん・・・。

「結構赤くなったよ?
ちょっと振り向いて見てごらん。」
「・・・嫌っ・・・恥ずかし・・よ・・・。」
赤くなった自分のお尻なんて見たくない・・・。
「嫌じゃないよ。見てごらん。」
「嫌だってば!!」
「そう、それならもっと赤くしようかな?」
「痛いぃっ!!」
僕のお尻を撫でていた総ちゃんの手が離れると同時に激痛が走った。
「嫌・・・やめて・・・やめてよぉ・・・痛いよぉ・・・。」
総ちゃんに弄られるのが気持ちよくて、早くしてほしいって気分になってきた・・・。

「かわいい声だね。」
「ぅ・・・やだぁ・・・。」
耳元で囁く総ちゃんの甘い声が心地いい・・・。
「お尻、痛い?」
「ん・・・。
 火照ってヒリヒリする・・・。」
「これは気持ちいい?」
アナルに指を2本入れてきた。
「ぅ・・ん・・・。」
もっと・・・奥まで入れてほしい・・・。
「じゃあこれは?」
「痛っ!!痛い嫌っ!!痛い!!!」
あまりの痛さに腰が引け、思わず両手でお尻を庇いに行った。
「手を持ってきちゃダメだよ。」
両手首を腰に押さえつけられてしまったから、足をバタバタさせることしか抵抗する手段がない。
「だって痛い!!やめて・・・やめて!!」
総ちゃんがアナルを弄りながら、空いている指でお尻を抓ってるんだ。
でも・・・それでもやっぱり気持ちいい・・・。
「大人しくしなさい。」
「嫌!!痛い・・・痛い!!」
「言うことを聞かないともっとお仕置きするよ!?」
「い・・・痛いっ!!」
僕が嫌だって答える前に、もう手を振り下ろしていた。
「痛い・・・総ちゃん・・・やぁだぁ・・・。」
「だったら大人しくしなさい。」
「ふぇ・・・。
 総ちゃん・・・早くしたい・・・。」
気持ちいいのに、早くしたいのに・・・お預けされてる気分・・・。
「まだダメだよ・・・。キスがまだなんだから・・・。」
「ん・・・。」
総ちゃんは僕を抱き起こすと、舌を何度も絡めてキスをした。

「あぁん・・・総ちゃん・・・。」
僕を仰向けに寝かせ、体中にキスをする。
「ぅ・・ん・・・あぁっ!!」
乳首を舐められるのも、気持ちよかったりくすぐったかったり・・・。
「さっきよりもずっと大きくなってるよ?」
「だって・・・気持ちい・・んだもん・・・。」
お尻の痛さを忘れるくらい気持ちいい。

「あっ・・・やだ・・・出ちゃう!!」
総ちゃんの唇が下へ移動して行ったと思ったら、僕のペニスを口に含んでいた。
「・・・・・。」
僕の言葉をよそに、先の方を舌の上で転がしてみたり、吸ってみたり・・・。
「嫌っ!!総ちゃん・・・気持ちいい!!」
気持ちよすぎて本当に出ちゃうよ!!

「瀬奈、後ろ向いて。」
「ん・・・。」
口に含んだペニスを、やっと離してくれたのはイク寸前だった。
「頭を下げてお尻を上げないとダメじゃない。」
「痛っ!!」
すかさず思い切りお尻を叩かれて、ヒリヒリしていたお尻がジンジンした痛みに変わる。
「痛いよぉ・・・あんっ。」
お尻の肉を左右に広げられたかと思った瞬間、総ちゃんのペニスが入って来た。
「どう?気持ちいい?」
「ん・・・あぁっ。」
いきなり奥まで突かれるのって、すごく気持ちいい・・・。
「もっと・・・もっと突いて・・・。」
あんなに眠かったのに、眠気はすっかりなくなってしまった。
「瀬奈、気持ちいいの?ちゃんと答えてよ。」
「あっ・・ぅん・・・。
いい・・・気持ち・・いい・・・。」
こんなに気持ちいいのに、さっきはどうして睡眠を優先しちゃったんだろう・・・。
総ちゃんを焦(じ)らしたかったのかな・・・。
「してよかったでしょ?」
「ん・・・。」
僕の思ってることが、どうしてわかっちゃうんだろう・・・。

「総ちゃ・・・出ちゃう!!あぁぁっ!!」
僕がイクのと同時に総ちゃんもイッた。



「シーツ・・・ベチャベチャになっちゃった・・・。」
精液が染み込んで布団も冷たい・・・。
「瀬奈〜・・・終わったからってムードも何もないセリフだね・・・。」
「だって。」
僕、やっぱり今から寝たいんだもん・・・。
「まだ眠い?」
「ん・・・。」
眠いというか寝たいんだよね。
「一緒に寝ようか?」
「えっ!?」
「由奈は今日は6時間目まであるから遅いでしょ?
 俺のベッドへおいで。一緒に寝よう。」
「うん。」





由奈が帰って来るまでの約6時間、久しぶりに総ちゃんと一緒に寝た。


2006年10月05日(木) 14時55分37秒 公開
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■作者からのメッセージ
久しぶりにえっちシーンを書いたら、どこで終わっていいかわからずやたら長くなったような・・・。
それでも結構淡白!?



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